基本
eSIMと物理SIM、実際に何が変わる?
ネットワークも電波も同じ、それ以外はすべて違います。プラスチックSIMがいまだに優れている3つのケースも含めて、正直に比較してみましょう。
実際に何が違うのか
eSIMは同じSIM規格から、プラスチック部分を取り除いたものです。すでに端末に内蔵されているチップに書き込まれる、キャリアのプロファイルにすぎません。
- 受け取り方法。 封筒やキオスクへの訪問の代わりにQRコードを使います。どこからでも数分でインストールできます。
- 容量。 端末は複数のeSIMプロファイルを保存でき、2つの回線を同時にアクティブにしておけます。
- 耐久性。 トレイもなく、失くす心配もなく、上空1万メートルの機内でクリップを使って入れ替える手間もありません。
徹底比較
| 物理SIM | eSIM | |
|---|---|---|
| 海外での入手 | 店を探して並び、身分証の提示を求められることも多い | オンラインで購入し、QRコードをスキャン — 2分 |
| キャリアの切り替え | SIMカードを入れ替え、トレイを開けたままにする | 設定でプロファイルをタップするだけ |
| デュアル回線 | デュアルトレイ対応端末が必要 | 物理SIMと並行して利用可能 |
| 端末の紛失・盗難 | SIMカードを抜き取って再利用される可能性がある | プロファイルは端末に固定される |
| 購入時のプライバシー | キオスクではパスポートのコピーを求められることが多い | KYC不要のストアなら何も求められない |
| 非常に古い端末 | どんな端末でも動作する | 2018年以降のハードウェアが必要 |
プラスチックSIMがいまだに優れている点
- 古い端末や機能限定モデル。 eSIM用のハードウェアがなければ、議論の余地はありません。*#06#のテストで一目瞭然です。
- 毎日のように端末間で回線を移動する場合。 プロファイルを再設定するより、SIMカードを差し替えるほうがまだ速いです。
- 一部のプリペイド現地プラン。 一部の市場では、最もお得なプロモーションを物理SIM限定で販売しています。
eSIMが圧倒的に優れている点
- 旅行。 シートベルト着用サインが消える前にはもう接続完了。キオスクも行列もパスポートのコピーも不要です。
- プライバシー。 デジタル配信なら匿名での購入が可能ですが、物理SIMはほぼ必ずカウンターでの手続きが発生します。
- 冗長性。 ホーム回線をアクティブに保ったまま、現地のデータ通信は2つ目のプロファイルで利用できます。
- セキュリティ。 泥棒がeSIMを端末から取り出してSMSを傍受することはできません。
3つの俗説を検証
誤りです。通信を行うのは無線チップであり、どちらの場合も変わりません。プロファイルの形式が変わっても、測定可能な違いは生じません。
誤りです。追跡はネットワーク層(IMEIや基地局)で行われるため、どちらの形式でも同じです。
誤りです。ネットワークも周波数帯も電波も同じです。違うのは配信方法だけです。
よくある質問にお答えします
eSIMと物理SIMを同時に使うことはできますか?
はい、それが旅行時の標準的な使い方です。電話番号は通話やSMS用に物理SIMに残したまま、現地でのデータ通信はeSIMが担当します。どちらの回線に何をさせるかは設定で選べます。
メインの電話番号をeSIMに変換できますか?
大手キャリアの多くは物理SIMをeSIMに変換できますが、それはご契約のキャリアとの間で行う手続きです。当社のような旅行用eSIMは別物で、メイン回線とは独立したデータ専用のプロファイルとして併用できます。
eSIMのインストールにインターネット接続は必要ですか?
はい、最初の1回だけ必要です。Wi-Fiがあれば十分です。だからこそ、出発前に自宅でインストールしておくことをおすすめしています。インストール後にeSIMを使う際は、当然ながらWi-Fiは不要です。
